熟年離婚に関する記事の中で私のコメントが掲載されました。

記事によると、結婚歴20年以上の熟年離婚が増えているとのことです。私の感覚でも、例えば一番下のお子さんが成人してから離婚に踏み切るような50代以上の方からの離婚のご相談が増えています。

私としては、熟年離婚の場合には特に、弁護士にご相談いただきたいと考えています。

というのも、熟年離婚の場合には、財産分与や年金分割等の経済的な問題が若い夫婦よりも大きく、深刻な問題となることが多いからです。進め方によって、離婚に際して受け取る金額が大きく変わり、離婚後の生活も変わってきます。別居に踏み切る前の早い段階からご相談いただいたことで、老後の生活に困らないだけの財産を得て離婚することができた方もいらっしゃいます。

熟年離婚のご相談は、ぜひ一度お早めにお越しいただきたいと思います。

新潟県弁護士会所属  弁護士 内山晶